森尾先生、ご退官おめでとうございます。今までご指導いただき、ありがとうございました。
森尾先生との関係
長い間、佐々総合病院の外来を担当していただいておりました。
森尾先生との思い出
私が大学で1年目の研修をしていた時、先生は留学からお戻りになられてすぐの頃で、長い髪を後ろで結んでお仕事をされていたのが印象に残っています。先生はいつも朝早くに病院にいらっしゃり、当時の血液グループの他の先生方も、朝早くからお仕事されていたことを覚えています。血液グループで研修していた時に、オーベンの先生の夏休みの際にバックアップをして下さり、朝と夕に絶妙のタイミングで病棟に来て、処置などをみて下さったので、とても安心できた記憶があります。
2年目に土浦協同病院で研修をした後、3年目の秋から佐々総合病院で働くことになりました。先生は、毎週木曜日午後の一般外来と、土曜日の月1回の当直を担当してくださっていました。当直帯に入院となった患者さんの申し送りで、髄液検査も必要ということになり、後は私がやっておきます、と言えるようになったことが、うれしかったのを覚えています。患者さんやご家族にはもちろん、スタッフにもやさしくて人気があったので、用事が無くても先生に会いに小児科外来に立ち寄っていく看護師もいました。そんな先生にも、ちょっと苦手としている患者さん親子もいて、そっとカルテがこちらに回ってくることも有りました。
ネットワークの主要な病院のみでなく、当院のような連携病院の体制にも気を配ってくださり、働き方の助言もしていただき、感謝しております。
森尾先生から学んだこと
各自のキャリアパスについての意識付けや委員会の設置、ネットワークの充実、などは医科歯科小児科の大きな強みになっていると思います。アカデミックであること、スペシャリストたることも教えていただきました。
森尾先生への感謝の言葉
最近は学会や厚労省等々の仕事も多くされておられてお忙しかった分、これからは少しゆっくり過ごされますように。今後のさらなるご活躍とご健康をお祈り申し上げます。