森尾友宏先生、この度は、無事のご退任、おめでとうございます。
森尾先生には、学生時代の小児科実習時でのご指導に始まり、大学院〜留学前時代には、血液・免疫・腫瘍疾患の臨床、に加え、ピペットの握り方から始まり、研究の組み立て方に至るまで、「森尾メモ」を元に精進してまいりました。
先生のような、朝早くから先手先手を読む臨床や、時間内に終わる外来や緻密な実験、自分を律した人生には、全くならず、弟子としては、恥いるばかりです。
2011年に医科歯科に戻ってからも、年甲斐もなく、臨床・研究に明け暮れてしまい、医科歯科小児科医局のために、働けたかどうかは疑問ですが、お忙しいお時間を割いてくださり、粘り強くご指導いただいたことは、大変感謝しております。先生から受けた薫陶を、後輩たちにも還元しつつ、少しずつでも実現していけるよう、がんばっていきたいと思います。
これからも、研究だけでなく、専門・一般外来、学会活動、大学でのお役割など、お続けになられると思いますし、お続けいただきたいので、今回は、小児科教授・部長としての中締め、的な感じだとは思いますが、数々の学内、学外でのお仕事、本当にお疲れ様でした。
まだまだ、ご指導いただきたいので、お身体にお気をつけて、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
写真は20201017臨床免疫学会終了後に撮影 紀尾井カンファレンスにて