森尾友宏先生のご退官にあたって
まず、森尾先生が、東京医科歯科大学小児科学教室と、さらに大学の発展に力を注がれていらしたことに心より感謝を申し上げます。
小児科同窓会と森尾先生
私は、本学小児科学教室で仕事をさせていただいたのは4年間にも満たないかと思いますが、様々な仕事場で、教室出身者にお教えいただいたり助けていただいたりする中で、本学小児科学教室とのつながりを大切にしようと、年々考えるようになりました。
水谷先生が教授時代から、小児科同窓会山南会長のもと副会長をさせていただき、山南会長が退かれた後、会長をさせていただきました。力及ばずでしたが、同窓会員と小児科学教室を結び付け、同窓会も会員に親しいものにしていこうといろいろ策を練っておりました。当初准教授であった森尾先生は、同窓会活動に積極的に意見をくださり、お忙しい中、会議には必ずといってよいほど出席してくださり、力を与えていただきました。ありがとうございました。
森尾教授誕生のころ
2014年、教授にご就任されました。初めての本学出身の優れた教授の誕生に心が沸き立ったことを最近の出来事のように思い出します。すでに10年がたっているのですね。同窓会総会のたびに、多くの新入局者が紹介され、発展していく小児科を見て、うれしい限りでした。
その他数多いご活躍について
ご研究や後輩の指導はもちろん、大学全体の要職、厚生労働省関係の重要な委員もされ、大活躍と伺っておりますが、自分事のように誇らしく感じております。
今後への期待
今後まだまだお力を発揮し、ご研究、後輩指導、大学への助言、ひいては、日本のため、世界のためにお仕事をしていただきたいと存じます。
どうぞ、ご健康に気をつけられて、先に進んでいっていただければと思います。