森尾先生との関係
森尾先生との最初の出会いは、確か私が金沢大学の大学院生だった頃に臨床免疫学会か何かで森尾先生の発表を聞いたときです。見た目もそうですが、非常にスマートな発表(毛細血管拡張性運動失調症におけるγδT細胞の増加だったと思います)に感銘を受けました。その後は免疫あるいは感染症の学会や研究会でお会いするようになり、その都度お声掛けいただき、親しくお付き合いするようになりました。そんな縁もあり、2014年10月に准教授として教室員に加えていただきました。
森尾先生との思い出
学会の後に金沢や高知で二人っきりで飲んだこともあります。お酒も強く、いろいろなお話をさせていただきました。
森尾先生から学んだこと
森尾先生は研究や臨床に優れているのはもちろんですが、私が何よりもすごいと思うのはmanagement能力と思います。私も富山大学で6年間医局長をやっていましたが、富山大学の何倍もある大きな医局を適材適所に人員を配して、医局運営を行うとともに、全国学会や厚労省などの政府関係の仕事も数多くこなし、スーパーマンとしかいいようがありません。上に立つ人とはこういうものかというのを学んだ次第です。
森尾先生への感謝の言葉
北陸でくすぶっていた私を東京に呼んでいただき感謝に堪えません。森尾先生との出会いがなければ、私は一臨床医で終わっていたと思います。当教室員となれたおかげで全国規模あるいは世界規模の仕事をする機会を得ることができるようになりました。これからも当教室から世界に誇れる診療や研究を発信していきたいと思います。