退職のお祝い
この度は、長期に渡り私たちの臨床・研究にご指導を賜った森尾先生の御定年退任という素晴らしい機会に、心よりお祝い申し上げます。小児科教授としては退任とはなっても、決してその歩みは止まることなく、新たなステージに差し掛かる今、これまでのご尽力に敬意を申し上げます。
森尾先生との関係
大学病院では、免疫不全や血液腫瘍疾患に対する研究や治療において、専門的なご指導のもと、日々のカンファレンス等で鋭いご指摘に感銘を受けつつ多くの知識と経験を得ることができました。また大学院では直属の指導教官として御支援を受け、理研という最高の環境で基礎研究に携わる機会をいただくことができました。
森尾先生との思い出
最も密に私と関わっていただいたのは何よりも大学院時代でした。森尾先生の研究グループで共に学ぶ私たち大学院生が教授室に一堂に集い、それぞれの高度なテーマを共有する中で受ける刺激は、私にとって非常に有り難く、学びに満ちたものでした。大変なご多忙の中、私たちのために時間を割いてくださったことに感謝を申し上げます。
院外では、日本ならびに世界の免疫不全を牽引する姿を学会等の場で拝見し、私がそうなることは叶わなくとも、自分のステージで精一杯頑張っていきたいと決意を新たにすることができました。また医学の場を離れても、私の先輩医師の結婚式のスピーチは慈愛とユーモアに満ちた心を震わすもので、その人格の奥深さにただただ圧倒されたことも思い出します。
森尾先生から学んだこと
森尾先生のお言葉やご指導は、日々の臨床や研究だけでなく、小児科医としての根本に関わる成長にも深く影響を与えています。小児医療とは最もか弱いく対象に向けた医療であるというお言葉は深く私の心に刻まれ、その小さな命を無限の未来につないでいくという使命を痛切に感じたものでした。今後の私のキャリアの中でずっと支えとなるお言葉になると思っております。
森尾先生への結びの言葉と期待
改めて森尾先生の小児科教授ご退任を心よりお祝いすると同時に、深い感謝の気持ちをこめて、心より敬意を表します。これからの先生のご健康とご多幸を深く祈念し、さらに高いステージで未来の小児医療の発展を通じて社会活動全体がより好転していくようなご活躍を期待申し上げます。